Apple Watch Series 11 は耐水性がありますが、完全防水ではありません。ISO 規格 22810:2010 に基づく 50 メートルの耐水性能があるため、プールや海での水泳などの浅瀬でのアクティビティに適しています。 Appleは、スキューバダイビングや水上スキー、高速の水流にさらされる活動、浅い水深を超える潜水での使用には対応していないとしています。 Apple Watch Series 11 の技術仕様

泳ぐ前に確認したいのは、予定している使い方がこれらの制限に収まるかどうかです。通常のプール練習は対象ですが、水深50 mへの潜水は対象ではありません。

50 mの耐水性能は何を意味する?

50メートルという数値は規格に基づく耐水性能を示しており、水深50メートルまで潜れるという意味ではありません。 上記の技術仕様にあるAppleの使用条件も合わせて確認してください。

「どの耐水規格を満たすか」と「どの活動に使えるか」は別の話です。数値は前者を、浅い水深での使用条件は後者を示します。耐水性能の数値を最大潜水深度と考えると、活動の制限を見落としてしまいます。

例えば25 mプールでの往復練習は想定された用途です。一方、水深10 mのスキューバダイビングは、50 mより浅いという理由では認められません。深さだけでなく、活動の種類も確認しましょう。

Apple Watch Series 11 を使って泳ぐことはできますか?

はい。Appleは、プールや海の浅い水深での水泳に対応するとしています。日常の使い方は次の表で確認できます。

Apple Watch Series 11の水辺での使用目安
活動Series 11での使用
プールでの水泳浅い水深での通常の水泳に対応
海での水泳浅い水深での使用に対応。使用後はすすぐ
雨や汗日常的に触れる範囲に対応
石けんやシャンプーを使うシャワーWatchを外す
スキューバダイビング・水上スキー対応する用途ではない
サウナ・スチームルームWatchを外す

シャワーでは、水泳とは異なる物質に触れます。Appleは、石けんや身体のお手入れ用品が防水シールや音響膜に影響する可能性を示しています。泳いだ後のシャワー前にWatchを外せば、これらとの接触を避けられます。バンドも確認しましょう。一部のレザー製・ステンレススチール製バンドは水濡れに適していません。Appleの耐水性能の説明

水泳ワークアウト用に Series 11 を準備する方法

水に入る前に、次の手順で確認します。

  1. Watchとバンドを確認する。目に見える損傷がないか調べ、水泳に適したバンドをしっかり装着します。外観だけではシールの状態は確認できません。
  2. ワークアウトアプリを開く。プールではスイミング(プール)、海や湖などではスイミング(オープンウォーター)を選びます。
  3. プールの長さを正しく入力する。25 mプールなら、往復の50 mではなく、片道の25 mを入力します。
  4. 泳ぐ前に記録を開始する。ワークアウトが始まったことを確認します。
  5. 泳ぎ終えたら記録を終了する。画面をロック解除して「終了」を選びます。ロック解除だけでは終わりません。

Appleの水泳ガイドでは、開始時の設定と、プールでのセット・休憩・ストローク・距離の記録について説明しています。休憩中にタイマーを止めたい場合は、水泳ワークアウトの一時停止と再開をご覧ください。Appleの水泳ワークアウトの操作方法

防水ロックを使うと耐水性能は上がる?

防水ロックは耐水性能を高めません。画面の誤操作を防ぎ、解除時に音を鳴らしてスピーカーの水を排出します。物理的な密閉を追加する機能ではありません。

水泳ワークアウトを開始すると、防水ロックが自動的にオンになります。手動で有効にするには、サイドボタンを押してコントロールセンターを開き、水滴アイコンをタップします。泳いだ後、Digital Crownを長押しすると、ディスプレイのロックが解除され、水が排出されます。 Apple の 防水ロック の手順

この区別は、トラブルシューティングにも役立ちます。防水ロックがオンの間、画面がタッチに反応しないのは正常な動作です。水滴アイコンを消去できない場合は、Apple Watch 防水ロックをオフにするガイドを参照してください。

Series 11で泳いだ後のお手入れは?

上記の Apple の耐水性に関するガイダンスに従って、弱く流したぬるま湯で時計をやさしくすすいでください。傷をつけにくい、糸くずの出ない布で時計とバンドの水分を十分に拭き取ります。熱や圧縮空気を使ったり、開口部に物を差し込んだりしないでください。

耐水性能は経年や衝撃によって低下することがあります。以前問題なく泳げたことは、現在の状態を保証しません。

記録の不具合と耐水性能は分けて考えましょう。距離の誤りだけで浸水と判断することはできません。泳いだ本数が不足する場合は、プール設定、ターン、ドリル、中断を確認するApple Watchの水泳記録の精度ガイドをご覧ください。

製品画像: Apple / Apple Newsroom。