Apple Watchのプールでの距離が合わない原因には、プールの長さや単位の設定ミス、本数の記録漏れ、記録の中断などがあります。次に泳ぐ前に原因を確認しましょう。保存済みの記録は、SwimNowで本数、プールの長さ、泳法を修正できます。

Apple Watchのプールでの距離が合わないのはなぜ?

  • プールの長さや単位の設定が違う。 「スイミング(プール)」では、入力したプールの長さを距離の基準にします。本数が正しくても、設定が違うと距離が短くなったり長くなったりします。
  • 泳いだ本数が記録から抜けている。 Apple Watchは動きのセンサーで本数を数えます。ターンの動きが不明瞭だったり、ドリルで動きが変わったりすると、検出に影響することがあります。壁に触れるだけでは不十分な場合があります。ターン後に軽く壁を蹴り、短くてもはっきりした加速が生じると、動きの変化がセンサーに伝わりやすくなります。
  • 泳いでいる途中で急に止まる。 ワークアウトの計時が続いていても、急な停止によって片道の終了やターンの検出が乱れ、本数や距離にずれが生じることがあります。これはワークアウトを一時停止・終了する操作とは別のことです。
  • ワークアウトが一時停止または終了している。 記録が止まった後も泳ぎ続けると、その区間は記録されません。

設定と仕組みについては、Appleのプールワークアウト設定ガイドと水泳の動きを検出するセンサーの説明をご覧ください。オープンウォーターでのGPSの誤差は別の対処が必要です。オープンウォーターの距離補正をご確認ください。

Apple Watchの水泳距離を見直すチェックリスト

原因に合わせて対処方法を確認しましょう
確認項目考えられる問題対処方法
プールの長さ設定値が実際のプールの長さと違う。開始前に「スイミング(プール)」を選び、実際のプールの長さを入力します。
距離の単位メートルとヤードを取り違えている。プールの表示と設定した単位が一致しているか確認します。
ターンと蹴り出しターンの動きが不明瞭で、1本分が記録されないことがある。壁に触れてターンしたら、軽く壁を蹴り、軽く加速してからけのびで進みます。壁を離れてゆっくり漂うだけにならないようにしましょう。小さくても明確な加速が目安です。
途中での停止壁に着く前に急に止まると、計時中でも本数やターンの検出に影響することがある。可能であれば壁まで泳ぎ切ってから休みましょう。途中で止まる必要があるときは止まり、その中断を覚えておいて、終了後に記録された距離を確認してください。
ワークアウトの記録泳ぎ続けているのに、ワークアウトが一時停止または終了している。計時が続いているか確認します。記録が繰り返し止まる場合は、水泳記録が中断する場合の対処方法をご覧ください。
保存済みの記録距離、プールの長さ、泳法が間違っている。SwimNowのデータ補正で実際に泳いだ内容に合わせて修正します。ワークアウトの合計時間は変わりません。

SwimNowで保存済みのプール記録を修正する方法

実際に泳いだ本数が分かる場合は、SwimNowのプールデータ補正機能で保存済みの記録を修正できます。変更する前に、本数とプールの長さの両方を確認してください。

  1. SwimNowで保存済みのプールワークアウトを開きます。ワークアウトのメニューを開き、下の画像のようにCorrection Dataを選択します。
SwimNowの700 MのワークアウトメニューでCorrection Dataが強調表示されている画面
メニューでCorrection Dataを選択すると、次の画像の設定画面が開きます。
  1. Lapsを実際に泳ぎ切った片道の本数に設定します。プールの端から反対側の端までが1本で、往復ではありません。
  2. プールの長さと単位も修正できます。Pool Lengthには実際のプールの長さを設定し、Pool Unitでメートルまたはヤードを選びます。画像ではMが選択されており、40本 × 50メートル = 2,000メートルです。
  3. 泳法が違って記録されている場合は、各本の右側にある選択欄で変更します。Set All Lapsでは全区間をまとめて設定できます。複数の泳法で泳いだ場合は、1本ずつ確認して設定してください。画像では1本目がBreaststroke(平泳ぎ)、2本目がFreestyle(自由形)になっています。
  4. 合計距離を確認し、右上のチェックマークをタップして確定します。ワークアウトを開き直して結果を確認してください。
SwimNowのCorrection Data画面。2000 M、Laps 40、Pool Length 50、Pool Unit Mと、各本の平泳ぎ・自由形の設定が表示されている
補正の例:50メートルプールを40本泳ぐと2,000メートルです。下の一覧では1本ごとに泳法を設定できます。

ワークアウトの合計時間は変わりません。 距離、プールの長さ、泳法の記録を修正しても、合計時間は変わりません。どちらの画像も41分53秒と表示されています。

予定していた距離ではなく、実際に泳ぎ切った本数を使ってください。これらの操作で修正されるのは保存済みの記録です。次回のApple Watchの検出方法が変わるわけではありません。

SwimNowのプールデータ補正について