SWOLFは、プールを片道1本泳ぐのにかかった秒数と、その1本のストローク数の合計です。同じプールの長さ・泳法で行った似た練習を比較するのに使います。数値が低いだけで、速くなった、消費エネルギーが減った、泳ぎ方が上達したとは判断できません。
SWOLF の計算方法
SWOLF = 片道1本のタイム(秒)+ その1本のストローク数。例えば25秒で泳ぎ、ストローク数が18回なら、SWOLFは43です。AppleはwatchOS 9の水泳機能の説明でこの計算方法を紹介しています。
SWOLF計算ツールにプールの長さ、タイム、ストローク数を入力すると、SWOLF、ストロークレート、1ストロークあたりの距離、ペースをまとめて確認できます。片道1本のデータを使い、ストロークの数え方を統一してください。
以下は計算方法を示す例であり、機器の精度テストの結果ではありません。スコアを比較するときは、同じ機器や数え方で得られたストローク数を使ってください。
| 試行 | タイム | ストローク数 | SWOLF |
|---|---|---|---|
| A | 25秒 | 18 | 43 |
| B | 24秒 | 18 | 42 |
| C | 27秒 | 15 | 42 |
BはAと同じストローク数で、より速く泳いでいます。CはBと同じSWOLFですが、3秒長くかかっています。このため、SWOLFだけでなくタイムとストローク数も確認する必要があります。
SWOLFはどのくらいを目指せばよい?
すべての泳ぎ手、泳法、プールの長さに共通する目標値はありません。50メートルと25メートルでは片道の距離が異なるため、スコアを直接比較できません。一律の目安を追うより、自分の条件が近い練習を基準にしましょう。
練習記録でSWOLFを活用する方法
- プールの長さ、泳法、1本あたりの距離をそろえて比較します。
- 1本ごとのタイム、ストローク数、SWOLF、休憩時間、体感のきつさを記録します。
- 最低値だけを選ばず、条件の近い複数の記録を比べます。
- 泳ぎ方を変えたら、タイムと体感の負荷にも改善があるか確認します。
ストローク数を減らして遅くなったなら、その減少は目標に合っていないかもしれません。ペースを重視するセットでは、まず1本ごとのタイムを比べ、ストローク数の変化を理解する補助としてSWOLFを使いましょう。
SWOLFが急に上がったのはなぜ?
数値の急変を泳ぎ方の問題と判断する前に、各本の記録を確認します。本数の数え落とし、途中の中断、泳法の変更、プール設定の違いがないかを調べましょう。距離や1本ごとのタイムが不自然なら、記録の正確さを確認する手順をご覧ください。
セット単位の平均を見るときは、どの区間が一つにまとめられたかを確認します。自動セットの解説がその読み取りに役立ちます。ペースなどの指標とSWOLFを合わせて見る方法は、水泳データガイドで説明しています。
